ヤフオク

結局前回の日記を書いたあと、谷山浩子の初期LP盤10枚500円、入札したわけですよ。前回の記事のとおりライバルはまず居ないだろうと考えて。
その時点で残り5日。そして、昨日までは入札者はヤノウひとりだった。
こりゃあ、このまま終わるかと思って今日の夜パソコンを起動して該当のヤフオクのページを見たところ、変化が生じていた。
ただいまの最高入札額=510円。残り30分、と表示されていた。
ふうん、こういうこともあるのか。じゃあ、ちょっと値段を上げて、と考えた我は10円アップの520円で入札したところ、即座に「自動入札」とやらで、相手の入札価格が530円に切り替わった。この10円上げて入札→自動入札でもう10円高い金額で相手が入札という流れを何回か繰り返し、我は悟った。
相手が設定した最高金額を超えた金額で入札しない限り、この自動入札10円アップ地獄からは抜け出せないのだと。
そのあとチビチビ値を上げてゆき、結局1,110円で自動入札は止まった。
我の500円に対し、対抗馬は1,100円を入れたということなのだろう。500円で買えると思っていたが、倍以上になったなというのがその場の感想。
この時点で残り15分、今度こそ終わったと思っていた。自動入札制度のせいで競りをやっているような気分だったが、相手はパソコンの前にいないと考えていたんだ。金曜の晩だし、こんな商品(失礼)のためにヤフオクの画面の間に張り付いている奴なんて、そうそう居ないと考えたわけだね、自分を棚に上げて。
でも違った。残り10分を切ったところで、相手がまた動き出した。100円ずつチビチビと値を上げてきたのだ。しかも入札履歴を見ると我以外に2人もいる。
ホントかよ、我以外に2人も?と思いつつ値を釣り上げた。
それからの経過は履歴を見て書いているンだけど、結局我以外の2名と我が値段を釣り上げつつ、我が1520円で落札する運びになった。当初の価格から3倍になってしまったが、欲しい物だったので落札できたのはまあ嬉しい。
しかしまあ、ヤフオクなんて慣れていない我だけど、今回はふと考えた。
我はまあ締切の5日前から入札して最終日の締め切り間際に右往左往して、結局当初価格の3倍で落札したけれど、もしも最終日の締切時間の10分前に入札したら500円で買えた可能性もあるのかな?
人生は一度きりなのでこの疑問に正しい回答を出来る人は居ないわけだけど、いろいろと考えさせられる出来事だった。