カーステレオ

相変わらず谷山浩子なんだけど、今回は少し趣向を変えてみる。
ヤノウが今乗っている車は結構古い。今年の夏が4回目の車検で、8年半位乗っている勘定だ。
一応カーステレオも装備している。CDからハードディスクに読み込ませて、何千曲も連続再生出来るヤツだ。
で、じゃあこれだけ気に入っている谷山浩子さんの歌をクルマで聴いてみようかって考えたとき、ふと気づく。今回の谷山浩子収集はヤフオクでのLPレコード10枚から始まって、その後は主にTSUTAYAのCDレンタルでの曲集めだったので、手元にCDの円盤がない。あるのはAmazonで中古で買ったベスト盤1枚だ。
ダメじゃん。
かと思いきや、そうでもない。
まず、ヤノウは音楽データの管理にソニーのXーアプリって言うパソコンソフトを使っているのだけど、このソフトに音楽CDを作る機能がある。こいつで集めた楽曲をCDに焼けば、カーステレオのハードディスクに取り込むことは不可能じゃない。
しかし、まあCD一枚に焼ける曲数なんか知れたもので、せいぜい17曲くらい。ベスト盤なんかもあるから重複はあるものの400曲を全曲持っていくのは相当にダルい作業になる。
それに、実はカーステのハードディスクに入れちゃうと、たまに他人を乗せた時などに聴かれちゃうので、避けたかったりもする。
なので抜き差しできる媒体に入れてクルマで聴きたい訳だけど、上述のとおりCDでは曲数が圧倒的に足らない。
手詰まりか、と思いきや、そうでもない。
ヤノウの車のステレオには、古さ故の過ちと言うべきか、今は使う人もなくメーカーすら生産を打ち切ったMDプレーヤーが搭載されている。そしてヤノウは未だに、CDからMDに曲を録音出来るミニコンポを持っていたりする。
MDは大きい方の規格でも再生時間が80分だから、そのままではCDと大して変わらない訳だが、MDにはCDには無い4倍ロングモード(MDLP4)っていうのがある。これを使えば320分、約70曲くらいの曲数が入るので、まあ使えるかと考えた。
ちなみに320分のMDを音楽で一杯に満たすのはけっこう面倒くさい。上述のXーアプリを使ってパソコンの中の音楽をCDに焼く。膨大な曲数の中から気に入っている曲を、重複を避けながら選んで書き込むのだけど、意外と時間がかかる。この作業を、CD4枚分実行してMDに入れる準備が整う。次にその4枚のCDを最高でCD5枚までセットできるミニコンポにセットして、4倍規格でMDに録音。この書き込みにも結構時間がかかる。
結局、作業開始から3日後に、やっとMDをセットしたカーステレオで谷山浩子の音楽を聴きながらの自動車通勤がかなったというお話でした。
この話には続きがあるンだけど、長くなりすぎたので一旦ここで切る。